アナと雪の女王



カッツェンバーグがドリームワークスに行って以降、低迷していたディズニー映画だが、ラセターがピクサーと兼任でCDに就任するのを一つのキッカケに、そして今作で完全復活を果たす。要因は、伝統のプリンセス映画、ダブルヒロイン、初の女性監督、など全てがうまくハマっていた。

歌に力を入れた売り方もジブリ同様見事で、予告で長尺の「Let It Go」を全て流して惹きつけ、この先にもっと魅力的なシーンが広がっていることの自信のあらわれでもある。実際このシーンは始まって40分くらいだったのでむしろここから物語が大きく動く。

えっ?となる展開も無くはないが、ラストに向けて感情が高まりこみ上げる寸前にまでなった。面白いです!また、短編含め完全に3D仕様に作られているので観るなら3Dの方が断然お勧め。今週は日本橋もオープンするので、次は3D Dolby® Atmos™で観たい。

敬遠せず、是非劇場へ!

2013/クリス・バック、ジェニファー・リー/★★★★☆☆