2014年 番外編


『エレニの帰郷』

テオ・アンゲロプロスの遺言状。受け取った僕らは彼になんて返信すれば良いのでしょうか。遺作となった今作は、難解さどころか余りにも純粋で誠実。閉鎖的な世界を嘆き、美しい希望を無邪気に語るかのような繊細な叙事詩。新作映画ではありませんが、劇場体験なら今年NO.1。